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第13期(令和2年度)事業報告を公開しました

第13期(令和2年度) 事業報告書  決算報告書

事業の期間 2020年4月1日から2021年3月31日
事業の成果
  ビジョン   「大人も子どもも育ちあい、誰もが誰かのサポーターになれるまちに。」
    ミッション「日々の子育てに寄りそい、わかちあえる関係をつくる。」

 活動の足元でキャッチした子どもと家族など当事者ニーズや地域の福祉課題を、関係機関、多様な団体、事業所と連携しながら地縁をつくり、子ども・子育てを取り巻く諸問題の解決に向けて、地域に根差して当事者を主体とする様々な子育て支援事業に取り組んだ。人がいきいきと笑顔あふれる気軽な交流参加の入り口づくり、子どもを中心に人と人がつながり支え合いの居場所つくり、地域の子育てを応援する担い手育成に努めた。
 今年度は、新型コロナウィルス感染症の蔓延による緊急事態宣言の発令、不要不急の外出自粛などの影響を受けて、特に4月、5月は運営施設の自由来所・講座など一部事業の休止があった。スタッフは、施設の清掃・消毒・換気など感染防止策の徹底はもちろんのこと、ひろばに来られる親子さんに安心して過ごしていただけるように遊びスペースのレイアウト変更、利用定員を減らすなどの対策を行った。また、ステイホーム中に「いま、おうちでどうしてる?」Webアンケートから、コロナ禍の不安や気になることなど子育て家庭のニーズをキャッチして、おうちで楽しめる遊び動画や役立つ情報などをSNSを活用して積極的な発信、絵本紹介冊子の発行、工作キットの無料配布、個別相談などを行った。

 残念ながら、不特定多数が集うイベントや学校交流授業は中止となったが、どうすれば身近な地域で人と人が繋がり支え合いの子育て環境作りができるのか、対話から気づき合う時間を大切に活動を継続した。新たな試みとして、動画撮影・映像編集によるYouTube配信、余剰食料品等の寄付を受付け必要とするご家庭に配布するフードドライブ活動など、地域の人材や他団体と協働して取り組むことができた。  法人会員は、正会員1名、賛助会員2名の新規入会があった。 2021年3月末の会員数は、正会員39名、賛助会員個人33名・2団体となった。
事業の運営・活動実績として、委託事業の子育てひろば3か所を開所(204日~243日)。委託事業の連携講座等、自主事業、ネットワーク事業など活動日数は延べ134日、事業運営スタッフ・ボランティア・役員等は約60名、年間利用者数は約8,850名であった。

 これもひとえに、にしよどにこネットの活動を支えて下さる地域の小児科医師、区役所・社協職員や専門職、研究者、個人ボランティア、子育て支援団体、企業・事業所などたくさんの皆さまのお陰と、深く感謝いたします。

2021年3月31日

NPO法人 にしよどにこネット
代表理事  福田 留美
役員・運営スタッフ一同

事業報告 | NPO法人 にしよど にこネット (sakura.ne.jp)

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