いのちのふれ合い授業

いのちのふれ合い授業

妊婦さんとの交流から学ぶ「いのち」「人と人・家族のつながり」

「いのちの尊さ」「人と人とのつながりの大切さ」「家族のつながりの大切さ」を伝えることを目的として活動しています。
区内の小中学校に妊婦さんや赤ちゃん連れ親子さんと一緒に出向き、学校の依頼に応じた学年で授業を開催しています。
子ども達の感想から、妊婦さんと交流し、お腹を触らせて頂くことで、いのちの不思議さを感じ、自分もこうして育ったという想像力を湧かせ、いのちについて考えていることが生き生きと伝わってきます。中高生では、自分が親になる事を考えた感想も多く聞かれます。
また、保護者のアンケートでも、授業をきっかけにして、子どもが生まれたときや小さな頃のエピソードなど、会話をされる家庭が多くみられます。妊婦さんや赤ちゃん親子として参加した皆さんも、子ども達と触れ合うことで元気をもらうと好評の授業です。
授業の開催実績は、事業報告書をご覧ください。 出張授業、講演会をご希望の場合は、お問い合わせフォームよりお問い合わせください。

「いのちのふれ合い授業」講演のご案内(PDF)

授業の概要と流れ

妊婦さんとの交流を中心に進めています。特に妊婦さんのお腹を触らせてもらうところは、なるべく全員が触るよう、妊婦さんと言葉を交わすよう配慮しています。そして授業を楽しく受けられるよう、一方的に話すのではなくクイズ形式で質問します。子どもたちにわかる内容、言葉を使うよう配慮し、あたたかい雰囲気づくりを心がけています。子どもたちの言葉によく耳を傾け、聞いてくれている、受け止めてくれているという感じられるよう、会話を大事にしています。

感染症流行などの状況により、にこネットオリジナル映像視聴、生徒の妊婦体験など交流内容を変更する場合があります。

みんなの声

子ども

  • いのちの授業でお腹を触りました。とても温かかったです。元気な赤ちゃんが生まれたら嬉しいです。今日家に帰ったら、お母さんに僕がお腹にいた頃の話を聞いてみようと思います。これからは、妊婦さんを見かけたら声をかけてみます。めったに会わないけど、もし会ったらなんて声をかけようかな。
    (小学校2年生)
  • お腹の中の赤ちゃんが大きくなるほど、お腹は硬くなると思った。妊婦ジャケットを着て、妊婦さんの気持ちが分かった気がした。改めていのちの大切がわかった。お母さんも苦しんで私を産んでくれたのかなと思いました。(小学校5年生)
  • いのちの授業を受けて一番わかったのは、いのちの大切さです。僕たちは今普通に暮らしていますが、お父さんとお母さんの頑張りがあって生まれてきたのだということをすごく実感しました。妊婦さんのお腹を触らせてもらって「自分もこの中にいたんだなぁ~」と感じました。もし、将来自分の彼女に赤ちゃんができたら、ずっとそばにいてあげたいし、なんでも手伝ってあげたいです。そして生まれた時には一緒に泣いて笑いたいと思いました。(中学1年生)
  • 今回の授業で、あんなに小さくて可愛い子どもたちと触れ合うことができて良かったです。子どもたちを抱っこして素直に笑っていた自分が、不思議で子ども達の力はすごいなと思いました。赤ちゃんを産むことは想像を超える痛さとかがあると思うけど、お母さんたちが幸せそうな顔をしているのを見て、子どもが欲しいなと思いました。(高校生3年生)

保護者

  • 授業の後、エコーの写真を家族で見て自分たちの生まれた時の話をしました。「生まれたときどう思った?」と聞かれて、「あぁ、やっと会えた」って嬉しかったけど「離れ離れになった」…って少し寂しかったと言うと、ニコッと笑っていました。普段は宿題しなさい、片付けなさい、言うこときかない…と思ってたけど、妊婦の時の気持ちを思い出して、子どもを愛する気持ちを表現して伝える大切さを実感しました。
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